問48 2013年5月学科
問48 問題文択一問題
不動産に係る固定資産税および都市計画税に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.固定資産税における小規模住宅用地(住宅用地で住宅1戸当たり200u以下の部分)の課税標準については、課税標準となるべき価格の6分の1とする特例がある。
2.平成26年3月31日までに所定の要件を満たす新築住宅を取得した場合、1戸当たり120u以下の床面積に相当する固定資産税の税額について、一定期間にわたり2分の1が減額される。
3.都市計画税における小規模住宅用地(住宅用地で住宅1戸当たり200u以下の部分)の課税標準については、課税標準となるべき価格の3分の1とする特例がある。
4.都市計画税の税率について、市町村は、条例により標準税率である0.3%を超える税率を定めることができる。
問48 解答・解説
固定資産税・都市計画税に関する問題です。
1.は、適切。住宅用敷地の固定資産税評価額は、200uまでの部分は1/6、200uを超える部分は1/3に軽減する特例があります(小規模住宅用地の特例)。
2.は、適切。新築住宅を取得した場合、床面積120u以下の部分について、3年間または5年間にわたって固定資産税が1/2(平成26年3月31日までに新築された場合の特例)となります。
3.は、適切。住宅用敷地の都市計画税の課税標準(評価額)は、200uまでの部分は1/3、200uを超える部分は2/3に軽減する特例があります(小規模住宅用地の特例)。
4.は、不適切。都市計画税の税率は、標準税率である0.3%が上限で、各市町村が条例により限度内で税率を定めることができます。
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