2級FP過去問解説　問46　2013年5月学科

下記の土地に住宅を建築する場合の容積率算定上の延べ面積の限度として、最も適切なものはどれか。なお、記載のない条件は考慮しないものとする。



１． ９０�u

２． １５０�u

３． ３００�u

４． ３６０�u

建築基準法における延べ面積の上限に関する問題です。

最大延べ面積＝土地面積×その土地の容積率　ですが、
容積率は、前面道路の幅が12m未満の場合に、用途地域によって制限されます。
計算式は、
住居系用途地域の場合　：前面道路幅×4／10
その他の用途地域の場合：前面道路幅×6／10
この計算式結果と指定容積率を比べて、小さいほうが容積率の上限です。

この土地の前面道路幅は6m、用途地域は第一種中高層住居専用地域。
よって容積率の計算は、
6m×4／10＝240%　＞　指定容積率200%。よってこの土地の容積率は200%。

また、敷地面積は、10m×15m＝150�u
よって、延べ面積の上限は、
対象地の延べ面積上限：150�u×200％＝300�u

従って正解は、３．300�u

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