問27 2013年5月学科

問27 問題文と解答・解説

問27 問題文択一問題

居住者である個人が国内金融機関で行う外貨建て金融商品の取引に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.国外の証券取引所に上場する株式を取引する方法には、国内店頭取引と海外委託取引(外国取引)がある。

2.豪ドル建て債券を保有していた場合、豪ドルと円の為替レートが円高方向に変動することは、当該債券投資に係る円換算の投資利回りが上昇する要因となる。

3.金利水準が日本よりも高い国の通貨建て外貨預金に為替リスク回避目的の為替先物予約が付されている場合、円換算の実質的な金利は、その外貨預金の表面上の金利よりも低くなる。

4.外貨建てMMFのみの取引を行う場合であっても、外国証券取引口座の設定は必要である。

ページトップへ戻る
   

問27 解答・解説

外貨建て金融商品の取引に関する問題です。

1.は、適切。外国株式を取引する場合、国内店頭取引と海外委託取引(外国取引)があり、外国株式の国内委託取引が、東京証券取引所に上場している外国企業の株式を取引(円建て)するのに対し、海外委託取引では、海外の取引所に上場している外国企業の株式を取引(現地通貨建て)します。

2.は、不適切。豪ドル建て債券のように、外貨建て金融商品は、為替が円高になると、円換算では為替差損が発生するため、円換算の投資利回りは下落してしまいます。

3.は、適切。為替予約とは、満期時の為替レートをあらかじめ決めておくこと(為替先物予約)で、為替予約を付けた外貨預金は、満期時の円での受取額を事前に確定し、為替リスクを回避できる分、円換算での実質的な金利は低くなります

4.は、適切。外貨建てMMFは、外国証券取引口座を開設する必要がありますが、証券口座管理料は無料 です。

問26             問28
ページトップへ戻る

関連・類似の過去問

この問題と似ている問題を検索してみよう!「検索」ボタンをクリック!

Yahoo! JAPAN

  • このサイト内を検索
ページトップへ戻る

FP対策講座

<FP対策通信講座>

●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら

●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)

●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座

●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】

ページトップへ戻る

Sponsored Link

実施サービス

Sponsored Link

メインメニュー

Sponsored Link

サイト内検索

Copyright(C) 2級FP過去問解説 All Rights Reserved.