問18 2013年5月学科
問18 問題文択一問題
医療保険の一般的な特徴等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.ガン保険は、契約開始後30日間あるいは1ヵ月間の保障されない期間(免責期間)が設けられている。
2.保険期間が有期である更新型の医療保険は、保険期間中に入院給付金を受け取った場合には、保険期間終了後に契約を更新することができない。
3.医療保険では、人間ドック検査等の治療を目的としない入院をし、異常が発見されなかった場合は、入院給付金を受け取ることができない。
4.退院後に入院給付金を受け取ったが、同じ病気により退院日翌日から200日目に入院した場合、1入院当たりの入院給付金支払日数は、前回の入院日数と合算される。
問18 解答・解説
医療保険の商品性に関する問題です。
1.は、不適切。ガン保険は、保険金・給付金の支払責任の開始までに、一定の免責期間(不担保期間 or 待機期間とも呼ばれます)を設定(約3ヶ月)しており、不担保期間中にガンと診断された場合には、契約は無効になります。
つまり、具合の悪い人が駆け込みで加入しても、保障を受けることができないようにしているわけです。
2.は、不適切。更新型の医療保険は、一般的に更新時の健康状態の良し悪しを問いませんので、保険期間中に入院給付金を受け取った場合でも、保険期間終了後に契約を更新可能です。
3.は、適切。医療保険の入院給付金は、人間ドック検診や美容目的の入院等、治療目的でない入院は支給対象外です。
4.は、不適切。医療保険では、同じ病気で入退院を繰り返す場合、前回退院日から180日以内に繰り返すと全て「一入院」の扱いとなるため、退院日翌日から200日目に入院した場合、前回の入院日数とは合算されません。
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