問7 2013年1月実技中小事業主資産相談業務

問7 問題文と解答・解説

問7 問題文

X社の所要運転資金に関する次の文章の空欄(1)〜(3)に入る最も適切な語句または数値を,下記の〈語句群〉のイ〜リのなかから選び,その記号を解答用紙に記入しなさい。

X社の所要運転資金は,売上債権と( 1 )の合計金額から仕入債務を差し引いて計算される。その際に受取手形は,割引手形を( 2 )金額で計算されることに注意しなければならない。その結果,当期末におけるX社の所要運転資金は( 3 )千円となる。

〈語句群〉
イ.有価証券 ロ.製品+原材料 ハ.棚卸資産 ニ.除いた ホ.含んだ
へ.22,700 ト.30,500 チ.34,300 リ.42,100

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問7 解答・解説

企業の所要運転資金に関する問題です。

所要運転資金とは常時必要な運転資金の目安で、銀行融資の審査で用いられます。その会社がどれくらいの運転資金を必要とする事業構造なのかを算出し、所要運転資金の水準を確認するわけです。所要運転資金の計算式は以下の通り。
所要運転資金=売上債権(売掛金+受取手形)+棚卸資産−仕入債務(支払手形+買掛金)
割引手形がある場合は売上債権に加算

よって、X社の所要運転資金の計算過程は以下の通りです。
売上債権=売掛金66,100+受取手形29,400+割引手形11,600=107,100
棚卸資産=製品10,500+原材料7,800+仕掛品7,500=25,800
仕入債務=仕入手形10,500+買掛金80,300=90,800
よって、所要運転資金=107,100+25,800−90,800=42,100千円 となります。

※棚卸資産:商品・製品、仕掛品・半製品、原材料、消耗品など

従って正解は、(1) 棚卸資産、(2) 含んだ、(3) 42,100

第3問             問8
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