第5問 2012年5月実技個人資産相談業務
第5問 問題文
Aさんは数年前から3人の子(長女Cさん,二女Dさん,三女Eさん)に対して贈与を行ってきたが,自分の相続が開始した場合の相続税のことが心配になり,贈与と相続税の関係がどうなるのか等を含め,ファイナンシャル・プランナーに相談することにした。
なお,Aさんは自己が所有する下記の自宅で妻Bさんと2人で暮らしており,3人の子は全員結婚してそれぞれの配偶者が所有する家に居住している。また,Aさんおよびその親族は全員,日本国内に住所を有し,財産はすべて日本国内にある。
第5問 資料
〈親族関係図〉
〈Aさんが行った贈与の内容〉
長女Cさんへの贈与:平成21年6月に上場株式1,000万円(贈与時点の評価額)を贈与。
二女Dさんへの贈与:平成22年11月に現金1,500万円を贈与。
三女Eさんへの贈与:平成22年3月に住宅取得資金2,000万円を贈与。この贈与について三女は「直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の贈与税の非課税制度」の適用を受け,贈与税において2,000万円のうち,この特例により1,500万円が非課税となった。
※いずれの者も相続時精算課税制度の適用は受けていない。
〈Aさんの自宅〉
※上記以外の条件は考慮せず,各問に従うこと。
FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】