問48 2012年5月学科
問48 問題文択一問題
不動産に係る固定資産税および都市計画税に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.都市計画税は、都市計画区域のうち、原則として、市街化区域内に所在する土地・家屋の所有者に対して課される。
2.土地・家屋に係る固定資産税の課税標準となる価格は、基準年度ごとに市町村長が決定し、原則として3年間据え置かれる。
3.固定資産税における小規模住宅用地(住宅用地で住宅1戸当たり200u以下の部分)の課税標準については、課税標準となるべき価格の6分の1とする特例がある。
4.都市計画税の税率は、各市町村の条例により0.3%を超える税率を定めることができる。
問48 解答・解説
固定資産税・都市計画税に関する問題です。
1.は、適切。都市計画税は、都市計画区域のうち市街化区域内に所在する土地・家屋の所有者に課税されます。
2.は、適切。固定資産税評価額は、固定資産税や都市計画税を算出する基礎となるもので、3年ごとに見直され、市町村が決定します(公示価格の7割程度)。
3.は、適切。住宅用敷地の固定資産税評価額は、200uまでの部分は1/6、200uを超える部分は1/3に軽減する特例があります(小規模住宅用地の特例)。
4.は、不適切。都市計画税は上限0.3%の制限税率で、各市町村は、条例でこれより低い税率にすることができます。
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