問46 2012年5月学科

問46 問題文と解答・解説

問46 問題文択一問題

下記の土地に、事務所ビルを建築する場合の延べ面積の限度として、最も適切なものはどれか。なお、記載のない条件については考慮する必要はない。 
 
※対象地に面する市道は建築基準法第42条第2項に該当する道である。

1.684u

2.720u

3.912u

4.960u

ページトップへ戻る
   

問46 解答・解説

延べ面積の上限に関する問題です。

最大延べ面積=土地面積×その土地の容積率 ですが、
容積率は、前面道路の幅が12m未満の場合に、用途地域によって制限されます。
計算式は、
住居系用途地域の場合……前面道路幅×4/10
その他の用途地域の場合…前面道路幅×6/10
この計算式結果と指定容積率を比べて、小さいほうが容積率の上限です。

この土地の前面道路幅は3m、用途地域は商業地域。
ただし、この市道は「建築基準法第42条第2項で規定する道路」とありますが、これは都市計画区域にある幅4m未満の道で、建築基準法上の道路とみなしているもの(2項道路)です。
2項道路の中心線から2m後退した線が、道路との境界線とみなされるため、みなし道路境界線と道までの部分(セットバック部分)は、容積率や建ぺい率の計算の際、敷地面積に算入されません(その分前面道路幅は広くなります)

従って、容積率を計算する際の前面道路幅は、3m+セットバック部分1m=4mとなります。
よって容積率の計算は、
4m×6/10=240% < 指定容積率400%。よってこの土地の容積率は240%。

また、敷地面積は、400u−セットバック部分1m×20m=380u
よって、延べ面積の上限は、
対象地の延べ面積上限:380u×240%=912u

問45             問47
ページトップへ戻る

FP対策講座

<FP対策通信講座>

●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら

●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)

●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座

●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】

ページトップへ戻る

Sponsored Link

実施サービス

Sponsored Link

メインメニュー

Sponsored Link

サイト内検索

Copyright(C) 2級FP過去問解説 All Rights Reserved.