2級FP過去問解説　問18　2012年1月実技（資産設計）

下記の＜親族関係図＞の場合において、民法の規定に基づく法定相続分に関する次の記述の空欄（ア）〜（ウ）に入る適切な語句または数値を語群の中から選び、解答欄に記入しなさい。なお、同じ語句または数値を何度選んでもよいこととする。

＜親族関係図＞ 
 

［相続人の法定相続分］
・ 被相続人の配偶者の法定相続分は（　ア　）。
・ 弟の法定相続分は（　イ　）。
・ 長男・長女のそれぞれの法定相続分は（　ウ　）。

＜語群＞
なし　　　　１／２　　　１／３　　　１／４　　　１／８　　　２／３
３／４　　　３／８　　　１／１６

法定相続分に関する問題です。

配偶者は常に法定相続人となり、それ以外の親族は、子・直系尊属・兄弟姉妹の順に、先の順位者がいない場合に、法定相続人となります。
従って、本問では配偶者である妻と、長男と長女の3人が法定相続人となるはずですが、長男・長女は共に相続放棄しています。
相続放棄すると、「初めから相続人とならなかったもの」としてみなされるため、本問の法定相続人は、配偶者である妻と、被相続人の弟の2人となります。

よって、それぞれの法定相続分は、以下の通りです。
配偶者：3／4
弟      ：1／4

従って正解は、
・ 被相続人の配偶者の法定相続分は（　ア　３／４　）。
・ 弟の法定相続分は（　イ　１／４　）。
・ 長男・長女のそれぞれの法定相続分は（　ウ　なし　）。

＜FP対策通信講座＞

●LECのFP通信講座　⇒　FP（ファイナンシャル・プランナー）サイトはこちら

●日本FP協会認定教育機関のWEB講座　⇒　２級ＦＰ技能士 （資格対策ドットコム）

●通勤中に音声学習するなら　⇒　ＦＰ 通勤講座

●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら　⇒　月額定額サービス【ウケホーダイ】