問7 2012年1月実技資産設計提案業務

問7 問題文と解答・解説

問7 問題文

下記<資料>は、平成18年に住宅ローン契約を締結している布施さんの登記事項証明書(土地)の一部である。この登記事項証明書に関する次の(ア)〜(エ)の記述について、正しいものには○、誤っているものには×を解答欄に記入しなさい。
<資料> 
 

(ア)平成18年3月20日にむくどり銀行の抵当権設定登記が行われ、抵当権設定当初の債権額は3,000万円であることがわかる。

(イ)住宅ローンに係る抵当権設定登記の費用は、抵当権者であるむくどり銀行が全額を負担する。

(ウ)布施さんが債務の弁済を怠った場合、むくどり銀行は裁判所に申し立てて、この土地を競売にかけ、債権を回収することができる。

(エ)この土地には、むくどり銀行の抵当権が設定されているため、別途、他の金融機関が抵当権を設定することはできない。

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問7 解答・解説

不動産の登記と抵当権に関する問題です。

(ア)は、○。資料には、登記の目的欄に「抵当権設定」とあり、受付年月日欄に平成18年3月20日、権利者その他の事項欄に「債権額 金3,000万円」、「抵当権者 むくどり銀行」とあります。
よって、資料は、むくどり銀行を抵当権者とする抵当権設定登記で、平成18年3月20日の設定当初の債権額は3,000万円です。

(イ)は、×。住宅ローンを借りたときの抵当権設定登記は、登記権利者(抵当権者=債権者)と登記義務者(抵当権設定者=債務者等)が共同で行い、両者が連帯して登録免許税を納付する義務があります。
とはいえ、一般的には登録免許税は住宅ローンを借りた債務者(抵当権設定者)が負担します。

(ウ)は、○。債務者が債務の弁済を怠った場合(債務不履行)、抵当権者は裁判所に申し立てて、担保不動産を競売にかけ、債権回収することができます(抵当権の実行)。

(エ)は、×。抵当権は同じ不動産について重ねて設定できます。各抵当権は設定順(登記順)に優劣がつけられ、その順番に従って弁済を受けることになります。

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