問55 2012年1月学科
問55 問題文択一問題
相続税の課税財産等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.被相続人が死亡した時点で特許権を有していた場合、その特許権は相続税の課税財産となる。
2.相続人が、被相続人の葬儀において受け取った香典のうち、社会通念上相当の金額を超える部分の金額は、相続税の課税財産となる。
3.相続人が、相続または遺贈により取得した財産のうち、相続税の申告期限までに国に寄附(贈与)したものは、一定の場合を除き、相続税の非課税財産である。
4.相続または遺贈による財産の取得がない者が、被相続人から相続開始前3年以内に贈与により取得した財産の価額は、相続時精算課税を選択した場合を除き、相続税の課税価格に加算されない。
問55 解答・解説
相続税の課税財産に関する問題です。
1.は、適切。被相続人が死亡時点で特許権をもっていた場合、相続税の課税対象財産となります。
2.は、不適切。香典・歳暮・お見舞い等、社会通念上相当と認められるものは贈与税がかかりませんが、社会通念上相当の金額を超える部分については、贈与税の課税対象財産となります。
3.は、適切。相続・遺贈で取得した財産を、相続税の申告期限までに国に寄附(贈与)した場合、一定の場合を除き、相続税の非課税財産となります。
4.は、適切。相続・遺贈で財産を取得していない場合には、被相続人から相続開始前3年以内に贈与を受けていても、相続税の課税価格に加算されません(相続時精算課税を選択した場合を除く。)。
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