問40 2012年1月学科

問40 問題文と解答・解説

問40 問題文択一問題

決算書と法人税申告書に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.損益計算書や貸借対照表は、会計帳簿の記録に基づいて作成される。

2.貸借対照表は、期末時点の資産、負債および資本が記載され、期末時点の財政状態を示す。

3.損益計算書は、一会計期間に属するすべての収益および費用が記載され、その会計期間の経営成績を示す。

4.法人税申告書では、確定した損益計算書の当期純利益の金額を課税所得金額として法人税の金額を計算する。

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問40 解答・解説

決算書と法人税申告書に関する問題です。

1.は、適切。会計帳簿の記録に基づき、その期間における損益と資産・負債の状況を示すために、損益計算書と貸借対照表が作成されます。

2.は、適切。貸借対照表には、期末時点の資産・負債・資本が記載され、期末時点の財政状態を示します。

3.は、適切。損益計算書には、本業以外の損益も含めた、一会計期間に属するすべての収益と費用が記載され、その会計期間の経営成績を示します。

4.は、不適切。法人税申告書では、損益計算書の当期純利益額に対し、申告調整した後の金額(税法上損金不算入とする項目を加算したり、損金算入する項目を減算する)を課税所得金額とし、法人税を計算します。

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