問22 2012年1月学科

問22 問題文と解答・解説

問22 問題文択一問題

各金融機関が取り扱う金融商品に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.年1%(税引前)の金利が適用される3ヵ月物定期預金に100万円を預け入れると、満期時に受け取る利息の額は8000円(税引後)となる。

2.ゆうちょ銀行の定期貯金を中途解約する場合に適用される預入期間内払戻利率は、預入日における通常貯金利率を下回る。

3.スーパー定期預金には、一般に単利型と半年複利型があるが、個人が利用できるのは、預入期間にかかわらず単利型のみである。

4.決済用預金は、無利息・要求払い・決済サービスを提供できることの3要件を満たす預金であり、預入額にかかわらず、全額が預金保険制度により保護される。

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問22 解答・解説

預貯金に関する問題です。

1.は、不適切。年利1%(税引前)の3ヶ月物定期預金に100万円を預け入れた場合、年利換算での利息は1万円ですが、3ヶ月満期ですから、満期時に受け取る利息は4分の1 →1万円÷4=2,500円(税引前)です。
さらに、預金は20%の源泉分離課税ですので、税引後の利息は、2,500円×80%=2,000円となります。

2.は、不適切。定期貯金・定期預金を中途解約する場合、満期まで保有した場合より少ない利率(預入期間内払戻利率・中途解約利率)が適用されますが、通常預入日の通常貯金・普通預金と同程度の利率となり、下回ることはありません。

3.は、不適切。スーパー定期預金は、預入時の金利が満期日まで適用される固定金利商品で、預入期間1ヶ月以上3年未満の場合は単利型、預入期間3年以上の場合は単利型と半年複利型を選択できます。
半年複利型は個人のみ利用可能で、法人が利用できるのは、預入期間にかかわらず単利型のみです。

4.は、適切。決済用預金の3条件は、無利息・要求払い・決済サービスの提供で、預け入れた全額が預金保険制度により保護されます。

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