問3 2012年1月学科
問3 問題文択一問題
労働者災害補償保険(以下「労災保険」という)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.事業主が法人か個人かを問わず、原則として、1人以上の労働者を使用する事業は労災保険の適用事業となる。
2.労災保険は、業務災害だけでなく、通勤災害についても保険給付を行う。
3.労災保険の保険料は、事業主が全額を負担するが、労災保険率は業種にかかわらず、一定率である。
4.労災保険の適用労働者には、適用事業に使用されるアルバイトやパートタイマーも含まれる。
問3 解答・解説
労働者災害補償保険に関する問題です。
1.は、適切。原則として、1人以上の労働者を使用する場合、事業主が法人か個人かを問わず、労災に加入する義務があります。
2.は、適切。労災による保険給付には、業務災害と通勤災害があります。 業務災害は仕事中、通勤災害は通勤中の事故等による怪我・死亡です。
3.は、不適切。労災の保険料は、事業主が全額負担しますが、労災保険率(保険料率)は、業種により異なります。労災事故の可能性の高い(保険給付の可能性が高い)事業は保険率が高く、そうでない事業には低く設定されています。
4.は、適切。労災は、アルバイトやパートタイマーにも適用されます。
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