問6 2011年9月実技損保顧客資産相談業務
問6 問題文
Mさんは,Aさんに対して,自宅が地震による被害を受けた場合,損害の状況によってどのくらいの保険金が支払われるのか具体例を挙げて説明した。次の<仮定>を基に,Aさんに支払われると予想される保険金の金額を,下記<資料>を利用して求めなさい。計算過程を示し,答は千円単位とすること。
<仮定>
・主契約である火災保険における家財の保険金額は10,000千円である。
・地震保険は契約可能な最大の保険金額で契約した。
・地震により家財に時価の20%の損害が発生した。
<資料>
問6 解答・解説
地震保険の保険金額に関する問題です。
地震保険の保険金額は、火災保険の保険金額の30〜50%の範囲内(建物は上限5,000万円、家財は上限1,000万円)で、加入者が自由に設定できます。
本問では、地震保険について、「契約可能な最大の保険金額で契約した」とありますから、Aさんの家財の地震保険の保険金額は、
火災保険の保険金額1,000万円×50%=500万円 ということになります。
次に、<仮定>にある通り、損害は家財についてのみですので、家財の一部損(損害額10〜30%)の場合を想定して計算します。
資料により支払われる保険金は、「家財の地震保険金額の5%」となります。
従って、Aさんに支払われる地震保険の保険金は、
家財の地震保険金額500万円×5%=25万円=250千円 です。
FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】