問5 2011年9月実技損保顧客資産相談業務
問5 問題文
MさんのAさんへのアドバイスに関する次の記述(1)〜(3)について,適切なものには○印を,不適切なものには×印を解答用紙に記入しなさい。
(1)
「地震保険は単独で契約することができず,火災保険等に付帯して契約しますが,既加入の火災保険契約がある場合は,その保険期間中に中途で付帯することができます」
(2)
「地震保険は,一定規模以上の支払保険金が生じた場合,民間の損害保険会社と政府とが保険責任を分担するなど公共性の強い保険であることから,保険料率に建物の所在地(都道府県)による差異はありません」
(3)
「地震保険の保険料には,建物の免震・耐震性能に応じた免震建築物割引や耐震等級割引等の割引制度がありますが,これらの割引制度を重複適用することはできません」
問5 解答・解説
地震保険加入におけるアドバイスに関する問題です。
(1)
は、○。地震保険は、単独では加入できず、火災保険等に付帯して加入する必要があります。また、既に火災保険に加入している場合、その保険期間中に中途で付帯できます。
(2)
は、×。地震保険は、一定規模以上の支払保険金が生じると、民間の損害保険会社と政府とが保険責任を分担するなど公共性の強い保険ですが、建物の所在地(都道府県)により保険料率が異なります。
所在地は、地震の危険度によって4段階に区分されており、危険度が高いほど保険料も高くなります。
(3)
は、○。地震保険の保険料は、建物の免震・耐震性能に応じて、免震建築物割引や耐震等級割引等の割引制度がありますが、重複適用はできません。
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