問54 2011年9月学科
問54 問題文択一問題
国内金融資産等の相続税評価に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.普通預金の価額は、課税時期現在の既経過利子の額が少額であれば、課税時期における預入高によって評価する。
2.個人向け国債の価額は、課税時期において中途換金した場合に取扱機関から支払いを受けることができる価額によって評価する。
3.生命保険契約に関する権利の価額は、課税時期における解約返戻金の額によって評価する。
4.公募型の証券投資信託の受益証券の価額は、課税時期の属する月の毎日の基準価額の平均額によって評価する。
問54 解答・解説
金融資産の相続税評価に関する問題です。
1.は、適切。普通預金は、相続開始時の既経過利子額(預入日から相続開始日までの利子)が少額であれば、相続開始時の預金残高で評価します。
2.は、適切。国債は、相続開始日に中途換金した価額で評価します。
3.は、適切。生命保険は、相続開始時に解約した場合に支払われる解約返戻金の額で評価します。
4.は、不適切。証券投資信託は、相続開始時に解約請求または買取請求を行った場合に支払われる金額で評価します。
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