問48 2011年9月学科
問48 問題文択一問題
不動産の取得に係る税金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.不動産売買契約書に貼付されている収入印紙が消印されていない場合は、その印紙の額面金額と同額の過怠税が課される。
2.所有権移転登記に係る登録免許税は、原則として、その不動産に係る固定資産課税台帳登録価格を課税標準として課される。
3.不動産取得税は、原則として、不動産を取得した者に対して、当該不動産所在の都道府県が課税する。
4.不動産取得税は、個人が相続により不動産を取得した場合でも、課税される。
問48 解答・解説
不動産の取得に係る税金に関する問題です。
1.は、適切。契約書に貼付されている収入印紙が消印されていない場合、印紙の額面金額と同額の過怠税が課されます。
なお、印紙税を納付していない場合(収入印紙の貼付無し)、過怠税は印紙税額の3倍です。
2.は、適切。所有権移転登記に係る登録免許税の課税標準は、固定資産課税台帳登録価格です。
3.は、適切。不動産取得税は、不動産を取得した者に対して、その不動産がある都道府県が課税します。
4.は、不適切。不動産取得税は、個人が相続により不動産を取得した場合は課税されません(相続税の課税対象)。
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