問31 2011年9月学科
問31 問題文択一問題
所得税に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.所得税は、原則として、1月1日から12月31日までの期間に生じた所得に対して課される。
2.所得税は、納税者本人が税額を計算し、自主的に申告・納付する申告納税方式を採用している。
3.課税総所得金額に対する所得税額は、所得の金額にかかわらず、一律の税率により計算される。
4.源泉分離課税の対象である所得に対する所得税は、申告をせずとも納税が終了する。
問31 解答・解説
所得税に関する問題です。
1.は、適切。所得税は、1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得に対して課税されます(暦年課税)。
2.は、適切。所得税は、納税者本人が税額を計算し、申告納付する申告納税方式です。
サラリーマンの給与からの天引きや年末調整は、本来は例外的なものなんです。
3.は、不適切。所得税は超過累進税率ですので、課税総所得金額が多いほど、税率が高くなります。
4.は、適切。源泉分離課税の所得税は、申告をせずに納税が終了します(利子所得等)。
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