2級FP過去問解説　問29　2011年9月学科

預金保険制度に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

１．預金保険機構には、預金保険対象金融機関から保険料が納付されている。

２．国内の銀行に預け入れた外貨預金は、預金保険制度による保護の対象とならない。

３．ゆうちょ銀行に預け入れた貯金は、預金保険制度による保護の対象とならないが、政府が全額保証している。

４．預金保険制度で保護される一般預金等の範囲は、１金融機関につき預金者１人当たり、元本１,０００万円までとその利息等とされている。

預金保険に関する問題です。

１．は、適切。預金保険制度は、預金保険機構に銀行等の預金保険の対象金融機関から保険料が納付されることで運営されています。

２．は、適切。外貨預金は預金保険制度の保護対象外のため、金融機関破綻時も保護されません。

３．は、不適切。ゆうちょ銀行の場合は、民営化前の定期性貯金は政府保証され、民営化後に預け入れられた貯金は預金保険制度により保護されます。

４．は、適切。一般預金（通常の定期預金や普通預金）は、金融機関ごとに預金者１人当たり元本1,000万円までとその利息等が、預金保険制度の保護対象です。

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