問11 2011年9月学科

問11 問題文と解答・解説

問11 問題文択一問題

    死亡保障を目的とする生命保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

    1.終身保険は、保障が一生涯続く保険で、被保険者が死亡した場合に死亡保険金が支払われる。

    2.低解約返戻金型の終身保険の解約返戻金の金額は、解約時期にかかわらず、従来型の終身保険よりも低い。

    3.養老保険では、被保険者が保険期間中に死亡した場合に死亡保険金が支払われ、保険期間が満了するまで生存した場合に満期保険金が支払われる。

    4.定期保険では、被保険者が保険期間中に死亡した場合は死亡保険金が支払われるが、保険期間が満了するまで生存した場合は満期保険金は支払われない。

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問11 解答・解説

生命保険の商品性に関する問題です。

1.は、適切。終身保険は、保障は一生涯で、被保険者が死亡した場合に死亡保険金が支払われる保険です。

2.は、不適切。低解約返戻金型の終身保険は、解約返戻金減額期間に解約した場合に、従来型の終身保険よりも解約返戻金が低くなる保険です。
このため、死亡保障は従来の終身保険と同額でも保険料が安いという特徴があります。

3.は、適切。養老保険は、保険期間中に被保険者が死亡すると死亡保険金、保険期間満了まで生存すると満期保険金が支払われます。

4.は、適切。定期保険は、いわゆる掛け捨ての保険ですから、被保険者が保険期間中に死亡した場合には死亡保険金が支払われますが、保険期間終了まで生存した場合には支払いはありません

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