問9 2011年9月学科
問9 問題文択一問題
確定拠出年金の運用と給付に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.年金資産の運用の指図は、加入者自らが運営管理機関に対して行う。
2.株式、投資信託など元本が確保されていない金融商品は、運用商品として認められていない。
3.老齢給付金を一時金として受給する場合は、その一時金は退職所得となる。
4.障害給付金は、所得税が課されない。
問9 解答・解説
確定拠出年金に関する問題です。
1.は、適切。確定拠出年金の掛金は、企業型・個人型のいずれも、加入者自身が運営管理機関に指図して運用されます。
2.は、不適切。確定拠出年金の運用商品には、株式や投資信託等の元本保証のない金融商品も認められています。
実は株式投信だけでなく、個別株も確定拠出年金に組み入れられるんですよ(取り扱いのある運営管理機関限定ですが)。
3.は、適切。確定拠出年金の老齢給付金は、一時金として受給する場合は退職所得となります(年金として受給する場合は、公的年金等の雑所得)。
4.は、適切。確定拠出年金の障害給付金は、加入者が病気やケガで障害者となった場合に支給され、非課税所得となります。
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