問8 2011年9月学科
問8 問題文択一問題
厚生年金保険の老齢給付に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.特別支給の老齢厚生年金が支給されるためには、厚生年金保険の被保険者期間が6ヵ月以上あることが必要である。
2.生年月日に応じて定められた特別支給の老齢厚生年金の支給開始年齢の引上げは、男女とも同一である。
3.加給年金額が加算されるためには、老齢厚生年金の受給権者本人の厚生年金保険の被保険者期間が10年以上あることが必要である。
4.加給年金額は、所定の要件を満たせば、特別支給の老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢到達時または65歳以降の老齢厚生年金の受給権者がその権利を取得したときから加算される。
問8 解答・解説
厚生年金の老齢給付に関する問題です。
1.は、不適切。特別支給の老齢厚生年金を受けるには、厚生年金の被保険者期間が1年以上必要です。
2.は、不適切。特別支給の老齢厚生年金の支給開始年齢は、生年月日に応じて引上げられていますが、女性は男性の5年遅れの年齢です。
3.は、不適切。加給年金を受けるには、受給権者本人の厚生年金の被保険者期間が20年以上必要です。
4.は、適切。加給年金が加算されるのは、特別支給の老齢厚生年金の定額部分の支給開始時か、受給権者本人が65歳になって老齢厚生年金の受給権を取得したときからです。
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