問12 2011年5月実技(資産設計)
問12 問題文
下記<資料>は、川久保佳宏さんが平成23年中に支払う予定の生命保険料等を示したものである。川久保さんの平成23年分の所得税の一般の生命保険料控除額と個人年金保険料控除額の組み合わせとして、正しいものはどれか。
<資料>
○
定期保険(保険期間10年、無配当)
契約者
:川久保 佳宏
被保険者
:川久保 佳宏
死亡保険金受取人:川久保 理香(妻)
平成23年の払込保険料:50,400円
○
個人年金保険(10年確定年金、税制適格特約付)
契約者 :川久保 佳宏
被保険者
:川久保 佳宏
年金受取人:川久保 佳宏
平成23年の払込保険料:96,000円
平成23年の配当金
:なし
<所得税の一般の生命保険料控除または個人年金保険料控除の控除額の速算表>
(注)支払った保険料とは、その年に支払った金額から、その年に受けた剰余金や割戻金を差し引いた残りの金額をいう。
1.一般の生命保険料控除額 37,600円、個人年金保険料控除額 49,000円
2.一般の生命保険料控除額 37,600円、個人年金保険料控除額 50,000円
3.一般の生命保険料控除額 50,000円、個人年金保険料控除額 49,000円
4.一般の生命保険料控除額 50,000円、個人年金保険料控除額 50,000円
問12 解答・解説
生命保険料控除・個人年金保険料控除に関する問題です。
生命保険料控除は、保険金受取人が、自分自身・配偶者・その他の親族である生命保険の保険料が対象です(保険期間5年未満のもの、外国保険会社との国外契約を除く)。
また、個人年金保険料控除は、個人年金保険料税制適格特約が付加された個人年金の保険料が対象です。
従って、本問の保険契約はいずれも対象となるため、それぞれの払込保険料の金額を、速算表に当てはめれば控除額が分かります。
生命保険料控除
:払込保険料50,400円×1/4+25,000円=37,600円
個人年金保険料控除:払込保険料96,000円×1/4+25,000円=49,000円
以上により正解は、
1.一般の生命保険料控除額 37,600円、個人年金保険料控除額 49,000円
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