問2 2011年5月実技(資産設計)
問2 問題文
ファイナンシャル・プランニング・プロセスの順序に従って、次の(ア)〜(オ)を作業順に並べ替えたとき、その中で3番目となるものはどれか。その記号を解答欄に記入しなさい。
(ア)顧客の検討したプランに従って、金融商品の購入や不動産売却等の実行支援をする。
(イ)顧客の家族の状況や財政的な目標を確認するほか、現在顧客が保有している金融資産や不動産等の情報についても確認する。
(ウ)顧客に対して提供するサービスの内容や費用等に関する説明をして、顧客とファイナンシャル・プランナーとの契約範囲・責任範囲を明確化する。
(エ)顧客の家族の状況等を参考にして、キャッシュフロー表等を作成し、顧客の資産および負債の将来の状況を把握する。
(オ)顧客の将来の目標や希望等を考慮して、顧客のプランを実現するための提案書を作成する。
問2 解答・解説
ファイナンシャル・プランニング・プロセスに関する問題です。
プランニングは、以下の6つのステップで行うこととされています。
Step1. 顧客との関係確立 ……………… 例:顧客とFPの責任の明確化
Step2. 顧客データの収集 ……………… 例:ヒアリング等の調査
Step3. 顧客の財務状況の分析と評価 …例:キャッシュフロー分析等の現状分析
Step4. プランの検討・作成と提示 ………例:提案書の作成・提示
Step5. プランの実行援助 ……………… 例:金融商品購入や不動産売却等の実行支援
Step6. 定期的な見直し …………………
例:ライフステージ毎の保険相談等
従って、(ア)「金融商品の購入や不動産売却等の実行支援」はStep5、(イ)「顧客の家族状況や財政的な目標、金融資産や不動産等の確認」はStep2、(ウ)「顧客とファイナンシャル・プランナーの契約・責任を明確化」はStep1、(エ)「キャッシュフロー表等の作成」はStep3、(オ)「提案書の作成」はStep4、となります。
よって(ア)〜(オ)の順番は、(ウ)→(イ)→(エ)→(オ)→(ア)
従って正解(3番目)は、(エ)「キャッシュフロー表等の作成」
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