第5問 2011年5月実技個人資産相談業務
第5問 問題文
次の設例に基づいて,下記の各問(《問13》〜《問15》)に答えなさい。
《設
例》
資産家であるAさんは,現在妻Bさんおよび長男Cさんと同居している。Aさんは,65歳になるので相続税対策として子への生前贈与を検討している。また,財産に占める土地の割合が高く,相続税の金銭による納付が困難であることが想定されるため,延納・物納制度について詳しく知っておきたいと考えている。
Aさんは,まず,自宅の家屋およびその敷地(宅地)の全部を妻Bさんに相続させることとし,将来的には長男Cさんに所有させようと考えた。また,マンションの購入を検討している二男Dさんに対しては,その購入資金の一部を贈与することを検討している。そこで,ファイナンシャル・プランナーにアドバイスを求めることにした。
なお,Aさんの親族関係図および所有財産のうち自宅の家屋ならびにその敷地(宅地)の状況は,下記のとおりである。また,Aさんおよびその親族は全員が日本国内に住所を有し,Aさんが所有する財産はすべて日本国内にある。
第5問 資料
〈親族関係図〉
〈自宅の家屋およびその敷地(宅地)に関する資料〉
所有者
: 自宅の家屋およびその敷地(宅地)は,Aさんが所有
自宅の家屋の敷地(宅地)面積 : 240u
平成23年分の自宅の家屋の敷地(宅地)の自用地としての価額 : 120,000千円
(「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」の適用前)
※上記以外の条件は考慮せず,各問に従うこと。
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