問1 2011年5月実技個人資産相談業務

問1 問題文と解答・解説

問1 問題文

公的介護保険に関して,ファイナンシャル・プランナーが説明した次の記述(1)〜(3)について,適切なものには○印を,不適切なものには×印を解答用紙に記入しなさい。

(1) 介護保険被保険者証は,第1号被保険者および第2号被保険者全員に対し,市町村または特別区から交付される。

(2) 居宅介護サービス費区分支給限度基準額は,要介護状態区分に応じて定められており,その支給限度基準額を超えて当該サービスを利用した者は,その超えた部分の費用の全額を自己負担しなければならない。

(3) 第2号被保険者であるAさんや妻Bさんが要介護認定を受けるためには,要介護状態の原因である身体上または精神上の障害が特定疾病によって生じたものでなければならない。

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問1 解答・解説

    公的介護保険に関する問題です。

    (1) は、×。介護保険の被保険者証は、第1号被保険者は市町村または特別区から交付されますが、第2号被保険者の場合は、特定疾病による要介護状態または要支援状態と認定されたときに、交付されます。

    (2) は、○。介護保険のうち、在宅(居宅)サービスでは、要介護状態区分に応じた支給限度基準額が設定されており、原則として実際にかかった費用の1割が自己負担ですが、支給限度基準額を超えた部分は全額自己負担です。
    なお、居宅介護サービスとは、訪問介護や介護施設へ利用者が通ってリハビリ等の介護を受ける介護給付サービスのことです。

    (3) は、○。介護保険の第2号被保険者は、保険者から特定疾病による要介護状態または要支援状態と認定された場合に、保険給付を受けられます。
    つまり、若いうちはアルツハイマーなどの特定の病気が原因でないと介護保険は利用できないわけです。


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