問58 2011年5月学科
問58 問題文択一問題
相続税の財産評価に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.定期預金の価額は、課税時期における預入残高で評価し、既経過利子の額は含まれない。
2.生命保険契約に関する権利の価額は、課税時期における既払込保険料の合計額により評価する。
3.金融商品取引所に上場されている不動産投資信託(J−REIT)の価額は、上場株式の評価方法に準じて評価する。
4.取引相場のあるゴルフ会員権の価額は、課税時期における通常の取引価格に相当する金額により評価する。
問58 解答・解説
相続税の財産評価に関する問題です。
1.は、不適切。定期預金は、既経過利子額(預入日から相続開始日までの利子)と課税時期の預入残高の合計で評価します。
2.は、不適切。生命保険は、相続開始時に解約した場合に支払われる解約返戻金額で評価します。
3.は、適切。上場不動産投資信託(J-REIT)は、上場株式の評価方法に準じて評価(相続発生日の終値、相続の発生月・前月・前々月の各終値月平均のうち、最も低い額)します。
4.は、不適切。取引相場のあるゴルフ会員権は、課税時期(相続による財産取得時)の取引価格の70%で評価します。
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