問47 2011年5月学科
問47 問題文択一問題
不動産に係る固定資産税および都市計画税に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.固定資産税の納税義務者は、原則として、毎年1月1日現在において登記簿または固定資産課税台帳に土地または家屋等の所有者として登記または登録されている者である。
2.都市計画税は、原則として、市街化調整区域内に所在するすべての土地または家屋の所有者に対して課される。
3.固定資産税の標準税率は、1.4%である。
4.平成24年3月31日までに所定の要件に該当する新築住宅を取得した場合、床面積120u以下の部分に係る固定資産税の額の2分の1に相当する額が一定期間減額される。
問47 解答・解説
固定資産税・都市計画税に関する問題です。
1.は、適切。固定資産税の納税義務者は、毎年1月1日に登記簿または固定資産課税台帳に、土地・家屋等の所有者として登記・登録されている者です。
つまり、年の途中で自宅を売却したとしても、その年の固定資産税を払う必要があるわけです。
2.は、不適切。都市計画税は、都市計画区域のうち市街化区域内に所在する土地・家屋の所有者に課税されます。
3.は、適切。固定資産税=固定資産税評価額×標準税率1.4% です。
なお、住宅用敷地の固定資産税評価額は、200uまでの部分は1/6、200uを超える部分は1/3に軽減する特例があります(小規模住宅用地の特例)。
4.は、適切。新築住宅を取得した場合、床面積120u以下の部分について、3年間・5年間にわたって固定資産税が1/2(平成24年3月31日までに新築された場合の特例)となります。
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