問34 2011年5月学科
問34 問題文択一問題
所得税の医療費控除に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.人間ドックにより重大な疾病が発見され、引き続きその疾病の治療を行った場合における当該人間ドックの費用は、医療費控除の対象となる。
2.自家用車で通院したときのガソリン代や駐車場代については、医療費控除の対象となる。
3.入院をする際に必要とされる寝具や洗面器などの身の回り品の購入費用は、医療費控除の対象となる。
4.健康増進のために用いられるビタミン剤などの購入費用は、医療費控除の対象となる。
問34 解答・解説
医療費控除に関する問題です。
1.は、適切。人間ドックでの検査費用は、検査で重大な疾病が発見され、引き続き疾病の治療を行った場合に、医療費控除の対象となります。
つまり、何の問題もなかったときは、人間ドックの費用は医療費控除対象外です。
2.は、不適切。医療機関への交通費は、公共交通機関を利用した場合は医療費控除の対象となります(タクシーは緊急時のみ対象)が、自家用車で通院したときのガソリン代や駐車場代は、医療費控除の対象外です。
3.は、不適切。入院の際に必要となる寝具や洗面器といった身の回り品の購入費用は、医療費控除の対象外です。
4.は、不適切。健康増進のための支出は、医療費控除の対象外です。例えば、ビタミン剤の購入費や治療目的でないスポーツクラブの会員費等が該当します。
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