問29 2011年5月学科
問29 問題文択一問題
金融機関の破綻等におけるセーフティネットに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.国内の銀行に預け入れた外貨預金は、預金保険制度による保護の対象とならない。
2.ゆうちょ銀行に預け入れた貯金は、預金保険制度による保護の対象とならないが、政府が全額保証している。
3.生命保険会社が破綻した場合、破綻時点の補償対象生命保険契約は、生命保険契約者保護制度により、高予定利率契約等を除いて、責任準備金の80%までが補償される。
4.銀行の窓口で契約(加入)した終身保険や医療保険等の生命保険契約は、生命保険契約者保護制度による補償の対象とならない。
問29 解答・解説
金融機関の破綻等に対するセーフティネットに関する問題です。
1.は、適切。外貨預金は預金保険制度の保護対象外のため、金融機関破綻時も保護されません。
2.は、不適切。ゆうちょ銀行の場合は、民営化前の定期性貯金は政府保証され、民営化後に預け入れられた貯金は預金保険制度により保護されます。
3.は、不適切。生命保険会社が破綻した場合、補償対象となる生命保険契約は、生命保険契約者保護制度により、責任準備金の90%まで補償されます(高予定利率契約等を除く)。
4.は、不適切。銀行の窓口で契約(加入)した生命保険契約も、生命保険契約者保護制度による補償対象です(銀行は単なる保険の代理店)。
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