問8 2011年5月学科

問8 問題文と解答・解説

問8 問題文択一問題

    小規模企業共済制度に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

    1.常時使用する従業員数が20人以下(商業・サービス業は5人以下)である個人事業主は、小規模企業共済に加入することができる。

    2.共済契約者(加入者)は、加入後に掛金を増額することはできないが、減額することはできる。

    3.掛金は、その全額が共済契約者の所得税および住民税に係る所得控除の対象となる。

    4.共済金の受取方法には、「一括受取り」、「分割受取り」、「一括受取り・分割受取りの併用」がある。

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問8 解答・解説

小規模企業共済に関する問題です。

1.は、適切。小規模企業共済の加入条件は、常時使用する従業員数が20人以下(商業・サービス業は5人以下)の個人事業主または法人の役員です。

2.は、不適切。小規模企業共済の掛金は、1,000円から7万円の範囲内(500円単位)で増額・減額できますが、掛金の減額は経営の著しい悪化等の一定の場合に限られます。

3.は、適切。小規模企業共済の掛金は、全額が小規模企業共済等掛金控除として、所得税・住民税に係る所得控除の対象です。

4.は、適切。小規模企業共済の共済金の受取方法は、「一括受取り」、「分割受取り」、「一括受取り・分割受取りの併用」の3種類で、「分割受取り」と「一括と分割の併用」は共済金が一定額以上で満60歳以上であることが条件です。

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