問30 2011年1月実技(資産設計)
問30 問題文
FPの霜田さんは、住宅取得等資金の贈与税の特例について大輔さんから質問を受け、イメージ図を使ってその仕組みを説明した。下記イメージ図の空欄(ア)〜(ウ)に入る適切な語句または数値を語群の中から選び、その番号のみを解答欄に記入しなさい。なお、これまでに贈与を受けたことはなく、この特例について初めて適用を受けるものとして解答すること。
<住宅取得等資金の贈与税の特例のイメージ図>
(出所)国税庁HP「平成22年分・平成23年分 住宅取得等資金の贈与税の非課税のあらまし」を基に作成
<語群>
1.直系卑属
2.直系尊属 3.傍系親族
4. 500
5. 1,000 6. 1,500
7.2,000
8. 2,500 9. 3,000
問30 解答・解説
「直系尊属からの住宅取得資金の贈与の非課税」に関する問題です。
「直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の贈与税の非課税制度」は、父母や祖父母などの直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合、一定金額まで贈与税が非課税となる制度です。
非課税限度額は、平成22年分は1,500万円、平成23年分は1,000万円までです。
(平成22年分で適用済の場合は、1,500万円−平成22年分の非課税適用額)
また、「直系尊属からの住宅取得資金に係る贈与税の非課税」は、贈与税の暦年課税の基礎控除110万円、相続時精算課税に係る贈与税の特別控除2,500万円のいずれとも併用できます。
従って正解は、(ア)2.直系尊属 、(イ)5.1,000 、(ウ)8.2,500
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