問29 2011年1月実技(資産設計)
問29 問題文
大輔さんは、個人向け国債の買い増しを検討している。個人向け国債の中途換金の取扱いに関する下記<資料>の空欄(ア)〜(エ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。
<資料>
1.(ア)1 (イ)2 (ウ)2 (エ)4
2.(ア)1 (イ)4 (ウ)1 (エ)4
3.(ア)2 (イ)2 (ウ)2 (エ)2
4.(ア)2 (イ)4 (ウ)1 (エ)2
問29 解答・解説
個人向け国債に関する問題です。
平成22年から新たに固定3年ものが追加され、3種類となりました。
●
3年・・・固定金利(基準金利−0.03%)、中途換金は第2期利子支払日以降、毎月発行
●
5年・・・固定金利(基準金利−0.05%)、中途換金は第4期利子支払日以降、年4回発行
●10年・・・変動金利(基準金利−0.80%)、中途換金は第2期利子支払日以降、年4回発行
個人向け国債の利払いは半年を1期としてカウントするため、中途換金は3年固定と10年変動が1年後、5年固定が2年後となります。
また、中途換金時は、3年固定と10年変動は直前2回分、5年固定は直前4回分の利子相当額×0.8が差し引かれます。
よって正解は、4.(ア)2 (イ)4 (ウ)1 (エ)2
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