問5 2011年1月実技個人資産相談業務
問5 問題文
株式投資の実務について,ファイナンシャル・プランナーが説明した以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る最も適切な語句または数値を,下記の〈語句群〉のA〜Iのなかから選び,その記号を解答用紙に記入しなさい。
証券取引所を通じて株式を売買する際の注文方法において,(
1
)注文とは,希望する売買価格を明示せず,希望する銘柄,売り買いの別および数量を指定して注文する形態である。
一方,指値注文とは,あらかじめ希望する銘柄,売り買いの別および数量を指定したうえで,希望する売買価格の限度を明示して注文する形態である。
同一銘柄に異なる値段の指値注文がなされた場合,「(
2
)の原則」により,取引が成立する。
売買立会による株式の普通取引の場合,売買契約締結日(約定日)から起算して,(
3 )営業日目に決済される。
〈語句群〉
A.不成 B.逆指値 C.成行 D.価格優先 E.時間優先
F.値幅優先 G.2
H.3
I.4
問5 解答・解説
株式取引の実務に関する問題です。
証券取引所での株式売買方法では、買値・売値を指定しない成行注文と、買値・売値を指定する指値注文があります。
成行注文は、ようは「A社の株式を○○個、言い値で買います(売ります)よ」ということですね。
同一銘柄の株式に異なる値段で指値注文が出されると、買い注文なら高い価格から、売り注文なら安い価格から優先して取引が成立します(価格優先の法則)。
また、株の売買は、取引が成立してもその場ですぐ決済されるわけではなく、通常売買契約締結日(約定日)から4営業日目に決済されます。
従って正解は、(1)
C.成行 (2) D.価格優先 (3) I.4
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