第5問 2011年1月実技中小事業主資産相談業務
第5問 問題文
次の設例に基づいて,下記の各問(《問13》〜《問15》)に答えなさい。
《設
例》
Aさんは,非上場会社の株式会社であるX社のオーナー社長である。Aさんは,取締役である長男のCさんを後継者にしたい意向があり,非上場株式等についての相続税の納税猶予制度や遺留分に関する民法の特例に関心を持っている。
そこで,事業承継対策について,ファイナンシャル・プランナーに相談することにした。
なお,X社およびAさんに関する資料は,以下のとおりである。
第5問 資料
〈X社の概要〉
・事業内容
:サービス業
・資本金等の額:30,000千円
(発行済株式総数600千株(すべて普通株式で議決権は1株につき1つ))
・株主構成
※Aさんの推定相続人は,Bさん・Cさん・Dさんの3人である。
・株式の譲渡制限:あり
・会社規模等:相続税におけるX社の株式評価上の会社規模は,「中会社の中(Lの割合0.75,斟酌率0.6)」に該当し,特定の評価会社には該当しない。
・X社および類似業種の比準要素等
・X社の株式評価額(1株(50円)当たり)
原則的評価額(併用方式による評価額) : ?
円
類似業種比準価額 : ? 円
純資産価額
:
600円
配当還元価額
: 50円
上記以外の条件は考慮せず,各問に従うこと。
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