問57 2011年1月学科
問57 問題文択一問題
宅地および宅地の上に存する権利（定期借地権を除く）の相続税評価に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、評価の対象となる宅地は、借地権の取引慣行のある地域にあるものとする。
１．借地権割合については、国税局長が借地権の残存期間に応じた一定割合を定めている。
２．借地権の価額は、「自用地評価額×借地権割合」により評価する。
３．土地所有者がアパートを建築し賃貸の用に供している場合、その敷地たる宅地の価額は、「貸家建付地」として評価する。
４．貸家建付地の価額は、「自用地評価額×（１−借地権割合×借家権割合×賃貸割合）」により評価する。
問57 解答・解説
宅地と借地権の相続税評価に関する問題です。
１．は、不適切。借地権割合は、各国税局が借地事情が似ている地域ごとに設定しますが、地価が高い地域ほど借地権割合も高くなる傾向にあります。
なお、定期借地権の場合は、借地人の経済的利益やその存続期間を基にして評価します。
２．は、適切。借地権の評価額＝自用地評価額×借地権割合 です。
３．は、適切。貸家建付地とは、所有する土地にアパート等を建築し他者に貸し付けている場合の、アパートの敷地のことです。
４．は、適切。貸家建付地の評価額＝自用地評価額×（１−借地権割合×借家権割合×賃貸割合） です。
問５６
FP対策講座
＜FP対策通信講座＞
●LECのFP通信講座 ⇒ FP（ファイナンシャル・プランナー）サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ ２級ＦＰ技能士
（資格対策ドットコム）
●通勤中に音声学習するなら ⇒ ＦＰ 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】
