問52 2011年1月学科
問52 問題文択一問題
民法上の法定相続分に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.配偶者および直系尊属が相続人であるときは、配偶者の相続分は3分の2、直系尊属の相続分は3分の1である。
2.配偶者および兄弟姉妹が相続人であるときは、配偶者の相続分は5分の4、兄弟姉妹の相続分は5分の1である。
3.嫡出でない子の相続分は、嫡出である子の相続分の2分の1である。
4.代襲相続人の相続分は、その直系尊属(代襲相続人の親など)が受けるべきであった相続分と同じである。
問52 解答・解説
法定相続分に関する問題です。
1.は、適切。配偶者と直系尊属が相続人のとき、配偶者の相続分は3分の2、直系尊属の相続分は3分の1です。
2.は、不適切。配偶者と兄弟姉妹が相続人のとき、配偶者の相続分は4分の3、兄弟姉妹の相続分は4分の1です。
3.は、適切。非嫡出子の相続分は、嫡出子相続分の2分の1です。ただし、非嫡出子は認知されていないと相続の権利がありません。
4.は、適切。代襲相続人の相続分は、その直系尊属(代襲相続人の親など)の相続分と同じです。
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