問53 2011年1月学科
問53 問題文択一問題
遺言に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.15歳に達した者は、原則として、遺言をすることができる。
2.嫡出でない子の認知は、遺言によってすることはできず、生前に届出によってしなければならない。
3.被相続人は、遺言により、相続開始の時から10年を超えない期間を定めて、遺産の分割を禁ずることができる。
4.遺言を撤回するためには、公正証書によって新たに遺言しなければならない。
問53 解答・解説
遺言に関する問題です。
1.は、適切。遺言は、15歳以上で通常の判断能力があれば、可能です。
2.は、不適切。子の認知は遺言で可能です。なお、遺言で非嫡出子を認知すると遺言執行者が認知の届出を行いますが、生前に遺言執行者を指定していない場合、家庭裁判所が選任します。
3.は、不適切。被相続人は、遺言で遺産の分割を禁止できますが、期間は相続開始の時から5年以内です。
4.は、不適切。遺言の撤回は、公正証書遺言に限らず、どの遺言でも新たに作成することで可能です。
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