問33 2011年1月学科
問33 問題文択一問題
所得税に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.マンションの賃貸収入に係る所得は、事業所得となる。
2.オープン型証券投資信託の普通分配金は、配当所得となる。
3.国債の利子や株式会社が発行する社債の利子は、利子所得となる。
4.個人事業主が商品の配達に使用するトラックの売却に係る所得は、原則として、譲渡所得となる。
問33 解答・解説
所得税の所得分類に関する問題です。
1.は、不適切。マンションの賃貸収入に係る所得は、不動産の貸付を事業として行っている場合でも、不動産所得として扱われます。
2.は、適切。オープン型証券投資信託(追加設定可能で、誰でも購入可能な投信)の普通分配金は、配当所得です(株式の配当と同じ扱い)。
なお、投信の価格が元本を下回ったときの分配金は、特別分配金として非課税です。
3.は、適切。国債や社債の利子は、利子所得となります(預金等と同じ)。
4.は、適切。個人事業主が商品配達用トラックを売却=事業用資産を売却と扱われ、売却で発生した損益は事業収入ではなく、譲渡所得となります。
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