問12 2011年1月学科
問12 問題文択一問題
個人年金保険の商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.個人年金保険には、被保険者が生存している限り年金が支払われる「終身年金」、年金支払期間中であれば、被保険者の生死にかかわらず年金が支払われる「確定年金」などがある。
2.個人年金保険で受け取る年金額は、契約時に定めた「基本年金」、年金支払い開始前の配当金を原資とする「増額年金」、年金支払い開始後の配当金を原資とする「増加年金」の合計である。
3.一時払変額個人年金保険の死亡給付金の額は、運用実績にかかわらず、一時払い保険料相当額である。
4.一時払変額個人年金保険には、運用実績にかかわらず、年金原資や年金受取総額が最低保証される商品も多く取り扱われている。
問12 解答・解説
個人年金保険に関する問題です。
1.は、適切。個人年金保険の種類は以下の通りです。
終身年金…被保険者が生存している限り年金有り。
確定年金…年金支払期間中、被保険者の生死に関係なく年金有り。
有期年金…年金支払期間中、被保険者が生存している限り年金有り。
2.は、適切。個人年金保険で受け取る年金額は以下の通りで、受取時はこれらを合計した金額を受け取ります。
基本年金…保険契約時に定められた年金
増額年金…年金支払い開始”前”の配当金を原資とした年金
増加年金…年金支払い開始”後”の配当金を原資とした年金
3.は、不適切。一時払変額個人年金保険の死亡給付金は、一時払い保険料相当額が最低保証されますが、運用実績によってはより高額になる場合もあります。
4.は、適切。一時払変額個人年金保険には、運用実績にかかわらず、年金原資や年金受取総額に最低保証があるタイプもあります。
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