問9 2011年1月学科
問9 問題文択一問題
中小企業退職金共済制度に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.新たに中小企業退職金共済制度に加入する事業主には、加入後の一定期間、国による掛金の一部助成制度がある。
2.加入できる事業主の要件には、業種ごとに常用従業員数または資本金・出資金の額による基準がある。
3.加入対象者は、法人の役員や個人事業の事業主等を除く従業員であるが、事業主の判断により従業員ごとに加入させるか否かを決定することができる。
4.事業主が全額負担する掛金の全額について、法人の場合は損金に、個人事業の場合は必要経費とすることができる。
問9 解答・解説
中小企業退職金共済制度に関する問題です。
1.は、適切。新たに中小企業退職金共済制度に加入する場合、事業主には加入後一定期間、国による掛金の一部助成制度があります。
2.は、適切。加入できる事業主の要件には、業種ごとに常用従業員数または資本金・出資金の額による基準(中小企業として認められる基準)があります。
3.は、不適切。加入対象者は、法人の役員や個人事業の事業主等を除く従業員で、原則全員加入です。事業主の判断で加入の可否を決定できるわけではありません。
4.は、適切。事業主が負担する掛金全額が、法人の場合は損金に、個人事業の場合は必要経費にできます。
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