問2 2010年9月実技(資産設計)
問2 問題文
社会保険労務士資格および弁護士資格を有しないファイナンシャル・プランナーの行為に関する次の(ア)〜(エ)の記述について、適切なものには○、不適切なものには×を解答欄に記入しなさい。
(ア)公的年金制度に関するセミナーを開催し、講師を務めた。
(イ)顧客から健康保険制度の改正に関する質問を受け、回答した。
(ウ)顧客から依頼され、公正証書遺言の証人となった。
(エ)遺産相続に関して身内で争っている顧客に対し、法律判断に基づく和解案を提案した。
問2 解答・解説
FP倫理と関連法規に関する問題です。
(ア)は、○。弁護士・社労士資格のないFPでも、公的年金制度に関するセミナーを開催し、講師を務めることは可能です。
ただし、公的年金の請求手続きの代行等は、弁護士・社労士資格のないFPはできません。
(イ)は、○。弁護士・社労士資格のないFPでも、顧客からの健康保険制度の改正に関する質問への回答は可能です。
ただし、健康保険の給付申請手続きの代行等は、弁護士・社労士資格のないFPはできません。
(ウ)は、○。公正証書遺言の証人となる際、特別な資格は不要ですので、弁護士・社労士資格のないFPでも可能です。
(エ)は、×。遺産相続における争いについて、弁護士資格のないFPは、法律判断に基づく和解案を提案することは、非弁行為に該当するため、できません。
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