2級FP過去問解説　第5問　2010年9月実技（損保）

次の設例に基づいて，下記の各問（《問13》〜《問15》）に答えなさい。

《設 例》
Ａさんは，平成22年７月25日に死亡した。Ａさんの親族関係図等は，以下のとおりである。なお，Ａさんに係るすべての相続財産は，相続人の全員による遺産分割協議により，妻Ｂさんが取得する。
また，妻Ｂさんは，引き続き賃貸アパートの貸付業務を行う予定である。

＜Ａさんの親族関係図＞
 

＜Ａさんの相続財産（みなし相続財産を含む）＞
　　現金および預貯金等 ••••••••• 40,000千円
　　自宅（宅地）•••••••••••••••••••••••••• 30,000千円（「小規模宅地等についての相続税の課税価格
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　の計算の特例」適用後の相続税評価額）
　　自宅（建物）•••••••••••••••••••••••••• 10,000千円（固定資産税評価額）
　　死亡保険金（生命保険） ••• 30,000千円（契約者（＝保険料負担者）および被保険者は
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ａさん，死亡保険金受取人は妻Ｂさん）
　　賃貸アパート（宅地）••••••••••• 60,000千円（貸家建付地としての相続税評価額）
　　賃貸アパート（建物）••••••••••• 30,000千円（貸家としての相続税評価額）

※なお，「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」は，自宅の宅地について，その上限の面積まで適用を受けている。

※上記以外の条件は考慮せず，各問に従うこと。

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