問5 2010年9月実技生保顧客資産相談業務

問5 問題文と解答・解説

問5 問題文

Mさんは次に,下記<資料>の諸係数早見表を用いてさまざまな資金シミュレーションを行った。下記の<資料>にある係数のうち,いずれか1つを用いて,次の(1),(2)を求めなさい。なお,答は千円未満を四捨五入して千円単位とし,税金や手数料等は考慮しなくてよい。
<資料>年利2.0%の諸係数早見表
 

(1) Aさんは,第1子の大学4年間の教育資金として,毎年1,000千円の資金を準備する必要があると考えている。18年後の50歳から4年間,年利2.0%で複利運用しながら毎年1,000千円の資金を受け取る場合,50歳時において必要となる原資はいくらか。

(2) 50歳時に上記(1)の原資(千円未満四捨五入後の金額)を確保することを目標として,今後18年間にわたって,年利2.0%で複利運用しながら資金を積み立てる場合,必要となる毎年の積立額はいくらか。

ページトップへ戻る
   

問5 解答・解説

    各種係数に関する問題です。

    (1) では、4年間で年利2.0%で複利運用しながら毎年1,000千円受け取る場合に必要な原資を求めます。
    毎年1,000千円受け取り=毎年1,000千円の年金、ということですので、年金現価係数(元本を複利運用しながら、毎年一定金額を取り崩していくとき、現在いくらの元本必要か)を用いて求めることができます。
    従って、1,000千円×3.8077(4年の年金現価係数)=3807.700≒3,808千円(千円未満四捨五入)

    (2) では、18年間で年利2.0%で複利運用しながら目標額3,808千円を積み立てる場合に必要な毎年の積立額を求めます。
    この場合、減債基金係数(一定期間一定利率で複利運用しながら目標額を積み立てる場合、毎年いくら積み立てるか)を用いて求めることができます。
     
    従って、3,808千円×0.0467(18年の減債基金係数)=177.8336≒178千円(千円未満四捨五入)

    よって正解は、(1) 3,808千円、(2) 178千円

問4             問6
ページトップへ戻る

FP対策講座

<FP対策通信講座>

●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら

●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)

●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座

●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】

ページトップへ戻る

Sponsored Link

実施サービス

Sponsored Link

メインメニュー

Sponsored Link

サイト内検索

Copyright(C) 2級FP過去問解説 All Rights Reserved.