問4 2010年9月実技生保顧客資産相談業務
問4 問題文
Mさんはまず,Aさんに対して,「児童手当」および「子ども手当」の概要について説明をした。MさんがAさんに対して説明した以下の文章の空欄(1)〜(4)に入る最も適切な語句または数値を,下記の〈語句群〉のA〜Kのなかから選び,その記号を解答用紙に記入しなさい。
@)「児童手当」
・平成21年度まで,3歳未満までの子どもを養育する父母等に対して,子ども1人につき,月額10,000円の児童手当が支給されていた。
※なお,3歳以上小学校修了までの子どもを養育する父母等に対して,子ども1人につき,月額5,000円(第1子・第2子)あるいは10,000円(第3子以降)の小学校修了前特例給付(児童手当に相当する給付)が支給されていた。
・平成22年度は,子ども手当が支給されるため,原則として児童手当は支給されない。
・児童手当の支給は,その支給にあたり,扶養親族の数等に応じた所得制限が設けられている。
・支給を受けた児童手当は,(
1 )の対象となる。
A)「子ども手当」
・平成22年度より,( 2
)までの子どもを養育する父母等に対して,子ども1人につき,月額( 3
)円(平成22年度)の子ども手当が支給される。
・子ども手当の支給を受けるためには,原則として住所地の市区町村への申請手続が必要となる。
・平成22年3月31日現在において,児童手当を受給していた者は,新たな申請手続を行わなくとも,子ども手当の支給を受けることができる。ただし,児童手当を受給していた者で,新たに子ども手当の対象となる子どもがいる場合は,「子ども手当額改定認定請求書」の提出が必要となる。
・子ども手当の支給は,その支給にあたり,扶養親族の数等に応じた所得制限が設けられて(
4 )。
・支給を受けた子ども手当は,( 1
)の対象となる。
〈語句群〉
A.10,000 B.13,000 C.26,000
D.一時所得として総合課税
E.雑所得として総合課税 F.非課税所得 G.小学校修了
H.中学校修了
I.高等学校修了 J.いる K.いない
問4 解答・解説
児童手当と子ども手当の違いに関する問題です。
●「児童手当」と「子ども手当」の違い
支給対象:児童手当……小学校修了までの子どものいる親
子ども手当…中学校修了までの子どものいる親
支給額 :児童手当……子ども1人当り3歳未満月額10,000円、3歳以上月額5,000円
(第3子以降は月額10,000円)
子ども手当…子ども1人当り月額13,000円(平成22年度額)
所得制限:児童手当……有り
子ども手当…
無し
課税関係:いずれも非課税
従って正解は、(1) F.非課税所得、 (2) H.中学校修了、 (3) B.13,000、 (4)
K.いない
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