問47 2010年9月学科
問47 問題文択一問題
不動産に係る固定資産税および都市計画税に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.住宅用地に係る固定資産税と都市計画税の課税標準については、課税標準となるべき価格が軽減される特例がある。
2.固定資産税の納税義務者は、毎年4月1日現在において固定資産課税台帳等に土地または家屋の所有者として登記または登録されている者である。
3.都市計画税は、市街化区域および市街化調整区域内に所在するすべての土地または家屋の所有者に課される。
4.都市計画税の税率について、各市町村は、条例により標準税率である0.3%を超える税率を定めることができる。
問47 解答・解説
固定資産税・都市計画税に関する問題です。
1.は、適切。住宅や住宅用地については、固定資産税や都市計画税の課税標準や税額が軽減される特例があります。
<固定資産税>
●小規模住宅用地(200u以下の部分)…課税標準
× 1/6
●一般住宅用地(200u超の部分)………課税標準 × 1/3
●新築住宅の建物(120uまでの部分)…税額
× 1/2
<都市計画税>
●小規模住宅用地(200u以下の部分)…課税標準 ×
1/3
●一般住宅用地(200u超の部分)………課税標準 ×
2/3
2.は、不適切。固定資産税の納税義務者は、毎年1月1日現在の所有者(固定資産課税台帳に土地・家屋の所有者として登記・登録されている者)です。
3.は、不適切。都市計画税は、市街化区域の土地や家屋の所有者に課されますが、市街化調整区域内では課されません。
4.は、不適切。都市計画税の税率は、標準税率である0.3%が上限で、各市町村が条例により限度内で税率を定めることができます。
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