問26 2010年9月学科
問26 問題文択一問題
株式市場の代表的な指標に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.東証株価指数(TOPIX)は、対象銘柄の浮動株を対象とする時価総額加重型の株価指数である。
2.日経平均株価(日経225)は、対象銘柄の株価を単純平均したものであり、算出に当たり、配当や株式分割などの権利落ちの影響は修正されない。
3.ニューヨーク証券取引所に上場している対象銘柄の株価を単純平均したものを、ナスダック総合指数という。
4.インドのムンバイ証券取引所の株式時価総額を指数化したものを、ハンセン指数という。
問26 解答・解説
株式市場の指標に関する問題です。
1.は、適切。東証株価指数(TOPIX)は、東証1部上場の全銘柄の、市場に流通している浮動株を対象とする、時価総額加重型の株価指数です。
なお、創業者や企業が保有していて市場に流通していない株を、特定株といいます。
2.は、不適切。日経平均株価(日経225)は、東証1部225銘柄の修正平均したもので、算出に当たり、株式分割などの権利落ちの影響が修正されます。
つまり、業績は悪くないのに株式分割などで株価が下がった場合、日本の景気まで悪くなったように見えることを防ぐため、値下がりがなかったように修正するわけです。
3.は、不適切。ナスダック総合指数とは、ベンチャー向け株式市場であるNASDAQに上場している全銘柄を時価総額加重平均した株価指数です。
4.は、不適切。インドのムンバイ証券取引所の株式時価総額を指数化したものは、SENSEX指数です。
ハンセン指数とは、香港市場の代表的な株価指数です。
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