問5 2010年9月学科
問5 問題文択一問題
共済組合等の長期給付事業(共済年金)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.60歳台前半の退職共済年金の支給開始年齢の引上げは、女性の場合、男性より5年遅れで実施されている。
2.65歳以降の退職共済年金の額は、原則として、厚生年金相当額に、職域年金相当額(職域加算額)が加算される。
3.共済組合等には、国家公務員共済組合、地方公務員共済組合および私立学校教職員共済制度がある。
4.共済組合の年金給付には、厚生年金保険と同様、障害給付や遺族給付がある。
問5 解答・解説
共済年金に関する問題です。
1.は、不適切。60歳台前半の年金の支給開始年齢の引上げ(特別支給の老齢厚生年金)は、女性は男性より5年遅れで実施されていますが、共済年金の場合は男女による差はなく、生年月日に応じた引き上げとなっています。
2.は、適切。共済年金には企業年金に相当する「職域加算」があり、65歳以降、退職共済年金として受け取る際、厚生年金相当額に、職域年金相当額(職域加算額)が加算されます。
3.は、適切。共済組合には、国家公務員共済組合、地方公務員共済組合、私立学校教職員共済制度があります(この他、農林漁業団体職員共済組合があります)。
4.は、適切。共済組合の年金給付には、厚生年金保険と同様、障害給付(障害共済年金・障害一時金)や遺族給付(遺族共済年金)があり、厚生年金と比べると職域加算分が増額して支給されます。
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