第5問 2023年9月実技生保顧客資産相談業務
第5問 設例
X株式会社(非上場会社・製造業、以下、「X社」という)の代表取締役社長であるAさん(68歳)は、自宅で妻Bさん(67歳)、長男Cさん(42歳)家族と同居している。二男Dさん(40歳)は、他県に所在する戸建て住宅(持家)で暮らしている。
Aさんは、妻Bさんに自宅および相応の現預金等を相続させ、X社の専務取締役である長男CさんにAさんが100%所有するX社株式とX社本社敷地・建物を承継する予定であり、遺言書を作成しておきたいと考えている。
第5問 資料
<Aさんの親族関係図>
<Aさんの主な所有財産(相続税評価額、下記の生命保険を除く)>
現預金等 : 1億3,000万円
X社株式 : 2億5,000万円
自宅敷地(350u) : 5,000万円(注)
自宅建物 : 2,000万円
X社本社敷地(500u): 8,000万円(注)
X社本社建物 : 4,000万円
(注)「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」適用前の金額
<Aさんが加入している一時払終身保険の内容>
契約者(=保険料負担者)・被保険者 : Aさん
死亡保険金受取人 : 妻Bさん
死亡保険金額 : 2,000万円
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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